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シリンダー/錠前/電気錠/南京錠/キーボックス
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第1章 2-4.シリンダーの種類と構造

シリンダーはその内部構造により防犯性能や挿入するキーの形状が異なります。現在はディンプルキーが主流で防犯性能は非常に高く設計されています。代表的な構造別のシリンダータイプをご紹介します。

ディスクシリンダー(ウェハータンブラーシリンダー)

穴のあいた皿のような形をしたタンブラーが組込まれており、キーの刻みによりタンブラーが動作し回転します。ウェハータンブラーとも呼ばれ普及当時は爆発的に広まりましたがピッキングに弱く、現在では交換推奨のシリンダーとなっています。どこの鍵屋さんでもこちらの鍵は交換をおすすめしてくると思います。

ロータリーディスクシリンダー

ディスクシリンダーの後継として開発された防犯性を向上させたシリンダーで、美和ロックだけが手掛けているスタンダード製品です。適合キーを差し込むとU字型タンブラーの切欠きがロッキングバーと合致し回転を許します。ロッキングバーとタンブラーが別々になっており、タンブラーが中間部品の働きをしているわけです。U字型ディスクを9枚内臓していることからU9(ユーナイン)シリンダーと呼ばれています。

ピンシリンダー

一列に並んだピン状のタンブラーがキーの刻みにより動作しコア部分が回転します。通常はピンがシリンダーの内筒と外筒を貫いているため回転できませんが適合キーを挿入することにより、ピンの切れ目がシリンダーの内筒と外筒の境界(シアライン)に一致して回転できる状態になります。防犯性能は高くなく、簡易的な鍵にも多く採用されています。

ディンプルシリンダー

ディンプルキーと呼ばれる表面に大きさの異なるくぼみのあるキーを使用します。ピンシリンダーを複雑化させたもので、ピンが複数方向に設けられるのでキーは溝だらけの形状になります。格段に防犯性能が高くピッキングによる解錠は至難の業です。

マグネットタンブラーシリンダー

キーにマグネットが埋め込まれ、反発する磁力を利用しタンブラーを動かす仕組みのシリンダーです。極性の配列が1つでも合致しないと回転しません。磁力を利用しているためピッキングは難しいといえます。

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